「歯を失う原因」第一位は歯周病！痛みなどなく進行するから恐ろしい
こんにちは。
東千葉駅・千葉駅エリアで歯医者をお探しの皆さん、【愛保歯科医院】です。
皆さんは、歯を失う原因はなにかをご存じでしょうか？
日本人が歯を失う原因は、「むし歯」29％を抜き「歯周病」37％が第1位です。
（参照：厚生労働省e-ヘルスネット「歯の喪失の原因」より）
歯周病は、ほとんど痛みなどの症状なく進行する恐ろしい病気です。さらには、歯周病に罹患すると全身の病気にもつながることがわかってきています。
歯周病がもたらす全身疾患との関連性
歯周病の原因は、歯垢（プラーク）と呼ばれる細菌です。
この細菌が、不十分な歯磨きや糖分の過剰摂取などにより増殖し、歯肉に炎症を起こします。歯肉に炎症が起こると、歯を支える骨が破壊され歯が抜け落ちる歯周病が進行するのです。
炎症によって、歯周病菌が腫れた歯肉の血管から全身に入りさまざまな全身疾患を引き起こす原因となります。
歯周病菌が原因で引き起こされる病気は以下の通りです。
- 糖尿病
- 心筋梗塞などの心疾患
- 脳梗塞
- 誤嚥性肺炎
なかでも、糖尿病は歯周病の合併症と言われるくらい密接に関連した病気です。糖尿病に罹患している方は、していない方に比べ歯周病になりやすいと言われています。
それは、糖尿病による免疫機能の低下から、細菌などに感染しやすい状態となり歯周組織の炎症が進行し歯周病が悪化するリスクが高くなるからです。
どれくらい当てはまる？歯周病のセルフチェック
歯周病を予防することは、全身疾患への予防にもつながり健康なからだ作りへとつながっていきます。以下の項目に少しでも当てはまる方は、歯科医院の受診をおすすめいたします。
- 朝起きたときに、口の中がねばつく
- 歯磨きのときに歯ぐきから出血する
- 口臭が気になるようになってきた
- 歯ぐきが腫れるときがある
- 歯ぐきが下がり、歯と歯の間の隙間が気になってきた
- 歯がグラグラ動くようになってきた
（参照：厚生労働省e-ヘルスネット「歯周疾患の自覚症状とセルフチェック」より）
歯周病の予防には、毎日のセルフケアと歯科医院での定期的なクリーニングが効果的です。
セルフチェックで、少しでも気になる項目がございましたら愛保歯科医院まで気軽にご相談ください。